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2015年01月12日

抗アンドロゲン療法が膀胱がんの再発を約70%抑制!横浜市立大学医学部

抗アンドロゲン療法が膀胱がんの再発を約70%抑制!横浜市立大学医学部

横浜市立大学医学部泌尿器科の泉浩司医師、上村博司准教授らは、抗アンドロゲン療法が膀胱がんの再発を約70%抑制することを発表しました。


ホルモン療法が膀胱がんの再発を抑制

 抗アンドロゲン療法(ホルモン療法)が膀胱がんの再発を約70%抑制することを、横浜市立大学医学部泌尿器科の泉浩司(いずみ こうじ)医師、上村博司(うえむら ひろじ)准教授らが患者の追跡調査で初めて確かめた。膀胱がんは手術した後、半数以上が再発するが、この結果から、前立腺がん治療で一般的に行われているホルモン療法の膀胱がんへの適応拡大が期待される。また、男性ホルモンのアンドロゲンが膀胱がんを発生させる一因であることも初めて裏付けた。12月24日付の米オンライン医学誌Oncotargetに発表した。

グラフ. 膀胱がんのホルモン療法群と非投与群のない患者集団で比較した5年間の無再発生存率(提供:横浜市立大学)

 膀胱がんは手術後、半数以上で再発し、そのうち約10%が進行性となるため、定期的な内視鏡検査を含めた厳重な経過観察が必要となる。再発予防として古くから膀胱内薬物注入療法が実施されているが、効果は十分でなく、新しい方法の開発が待たれている。膀胱がんには、女性と比べて男性に3〜4倍多く発生するという特徴がある。その原因としてアンドロゲンが関与している可能性を、横浜市立大の研究グループは2009年にマウスや培養細胞の実験で示してきた。しかし、実際の患者にも当てはまるか、の臨床データはこれまでなかった。

 研究グループは、神奈川県内の16カ所の病院で治療を受けた前立腺がんの男性患者で膀胱がんを合併した239人を抽出し、そのうち162人についてアンドロゲンの作用を抑えるホルモン療法の有無で膀胱がんの再発を2〜10年、追跡調査した。ホルモン療法を受けていない76人のうち38人(50%)が再発したのに対して、ホルモン療法を受けていた86人のうち再発は19人(22%)にとどまった。5年間の無再発生存率は非投与群で40%、ホルモン療法群で76%と明白な差があり、ホルモン療法が膀胱がんの再発を70%も減少させたことがわかった。

 研究グループは「膀胱がんの再発予防でホルモン療法の効果が患者のデータで証明された」と結論づけた。上村博司准教授は「前立腺がんのホルモン療法が日本で普及していて、膀胱がんを合併する患者で追跡調査ができた。効果は驚くほどはっきりしていた。今後は臨床試験でホルモン療法の再発予防効果を立証して、ホルモン療法の膀胱がんへの適応拡大を目指したい。基礎研究でも膀胱がんとアンドロゲンとの関係を詳しく解析して、ホルモン療法の対象になる患者を探っていく」と話している。

ソース:マイナビ ニュース(ウェブ魚拓)
http://megalodon.jp/2015-0112-1231-37/news.mynavi.jp/news/2015/01/09/188/

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posted by ichitaka at 12:36| Comment(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月09日

B型肝炎ワクチンを28年にも定期接種化へ、厚労省

B型肝炎ワクチンを28年にも定期接種化へ、厚労省

厚生労働省は、B型肝炎ワクチンを平成28年にも定期接種化する可能性があると発表しました。


B型肝炎ワクチン、平成28年度にも定期接種化へ

 慢性化すると肝硬変や肝がんの原因になるとされるB型肝炎について、厚生労働省の専門家部会は9日、すべての0歳児に計3回、予防接種を行うべきだとする方針で一致した。上部部会で了承されれば、平成28年度にも定期接種化の可能性がある。

 専門家部会は、ワクチンの接種対象となる時期を生後2カ月、3カ月、7〜8カ月の計3回と規定。家族に感染者がいるなど感染リスクが高い場合、出生直後の接種も可能とする。

 B型肝炎は血液や体液を通じてウイルスに触れることで感染するため、母親が感染している場合は、新生児に早期の予防接種が行われてきた。

 一方、汗や唾液、涙に含まれるウイルスから感染したとみられる例も報告され、家庭内や集団生活で感染するリスクがあるほか、近年は慢性化しやすい欧米型のB型肝炎ウイルスが増えており、すべての新生児への予防接種の必要性が指摘されていた。

ソース:産経ニュース(ウェブ魚拓)
http://megalodon.jp/2015-0109-2116-43/www.sankei.com/life/news/150109/lif1501090028-n1.html



posted by ichitaka at 21:20| Comment(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月06日

がんの原因は、遺伝でも環境でもなく「不運」が大変である!?

がんの原因は、遺伝でも環境でもなく「不運」が大変である!?

米ジョンズ・ホプキンス大学の研究チームが、がんの原因は「遺伝」や「環境」ではなく、「不運」が大半であるとの論文を発表しました。


がんの原因、遺伝や環境でなく「不運」が大半 米研究
2015年01月02日 12:29 発信地:マイアミ/米国

【1月2日 AFP】がんは、家族歴や環境的要因ではなく、細胞分裂時に起きるランダムな変異の「不運」に見舞われることによって発生する場合が多くを占めるとの研究論文が、2日の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。

米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)の研究チームが主導した今回の研究は、さまざまなヒト組織に発生する多様ながんを含めた統計モデルに基づくものだ。

ただし、女性で最も患者数の多いがんの乳がんと、男性で皮膚がんに次いで最も患者数の多いがんの前立腺がんは、今回のモデルには含まれていない。

研究チームが評価対象とした成人がんのうちの約3分の2は、腫瘍の成長を促す遺伝子で起きるランダムな変異で原因を説明できる一方、残りの3分の1は、環境的要因や親から受け継いだ遺伝子に起因するものだった。

論文執筆者のジョンズ・ホプキンス大医学部のバート・ボーゲルスタイン(Bert Vogelstein)教授(腫瘍学)は「今回の研究結果が示していることは、喫煙や他の好ましくない生活要因によってがんになるリスクがさらに増す恐れがあることだ」としながら、「だが多くの種類のがんは、生活要因や遺伝要因の有無に関係なく、がん促進遺伝子に変異が起きるという不運に主に起因している」と続けた。

長年にわたって喫煙していたり、日光を大量に浴びていたりしているにもかかわらず、がんにならずに長生きしている人々は「優れた遺伝子」を持っているわけではなく、「その大半は、ただ運が良いだけというのが実際のところだ」と同氏は説明した。

■幹細胞の分裂

がんを新たな観点から考察することを目指した研究チームは、一生の間に人間の幹細胞が平均でどれだけ分裂するかを調べるため、関連する科学文献を調査した。

この自己再生プロセスは体内で自然発生し、特定の臓器で次々に死んでいく細胞を補う助けになる。だが、変異として知られるランダムな誤りが幹細胞で生じると、がんが発生する場合があることは長年、研究で明らかになっていた。

今回の研究では、このプロセスに起因するがんがどの程度の頻度で発生するかを、家族歴や環境的要因と比較対照する試みを初めて実施。その結果、研究の対象とした31の組織で発生する約22種のがんは、ランダムな変異に原因をさかのぼることができることが判明した。

その他の9種をめぐっては「変異の『不運』で予測されるよりも発生率が高く、変異の不運と環境的または遺伝的な要因との相乗効果に起因するものと思われる」と同大は指摘している。

この9種には、遺伝性のがんとして知られている一部のがんに加え、喫煙や日光にさらされることに影響される肺がんと皮膚がんが含まれている。

この研究結果が意味することは、がんの早期発見とがんの拡散につながる有害な偶然事象を事前に検出するための研究に、さらに重点的に取り組む必要があるということだ。

ジョンズホプキンス大の医学部とブルームバーグ公衆衛生学部(Bloomberg School of Public Health)に所属する生物数学者、クリスチャン・トマセッティ(Cristian Tomasetti)助教は「生活様式や生活習慣を変えることは、ある種のがんを回避するのに大きな助けになるが、その他の多種多様ながんに対しては、これは同様に有効とはいえないかもしれない」と話す。

その種のがんを早期に、治癒可能な段階で発見する方法の探究に対して、さらに多くの資源を投入するべきだ

論文の執筆者らによると、乳がんと前立腺がんが今回の研究対象から除外された理由は、人体のこれらの領域で起きる幹細胞分裂の速度に関して、信頼性のあるデータが科学文献に示されていなかったためだという。(c)AFP

ソース:AFP BB News(ウェブ魚拓)
http://megalodon.jp/2015-0106-2117-32/www.afpbb.com/articles/-/3035527?pid=0
posted by ichitaka at 21:22| Comment(0) | 研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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