東京大分子細胞生物学研究所の宮島篤教授、渡辺亜美研究員のチームが、iPS細胞から膵頭を効率よく作製し、糖尿病マウスの血糖値を正常化することに成功しました。
iPS細胞から膵臓組織「膵島」/糖尿病マウスで機能確認
2013/03/17 17:30
体のさまざまな細胞や組織に成長させられる人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、血糖値を調節する膵臓の組織「膵島」を効率よく作ることに、東京大分子細胞生物学研究所の宮島篤教授、渡辺亜美研究員のチームが17日までに成功した。
血糖値を下げるホルモン「インスリン」を作れない1型糖尿病を発症させたマウスの腎臓の皮膜の下に移植すると、血糖値が正常な値に下がって保たれ、生体で十分に働くことが確認できた。22日に日本再生医療学会(横浜市)で発表する。
今後はiPS細胞から安価で大量に膵島を作る技術を開発し、糖尿病患者への移植治療に利用したい考え。
ソース:Shikoku News(ウェブ魚拓)
http://megalodon.jp/2013-0320-1937-03/www.shikoku-np.co.jp/national/medical_health/20130317000324
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